あまりの高コストに機体の各種問題で撃墜されたAH-64。
しかし、AH-64がすべきだったAH-1Sの後継問題は、
予定の2割も購入してないので、未だに解決されていない。
さて、どうしましょうか。
しばらく来るべきAH-Xがどのような機体であるべきか、
連載形式で書いていきたいと思う。
とはいっても、私はOH-1改の支持者なので、
OH-1改がどうなるか?というのがメインなのはご了承を。
今回は、「どのようなAHが必要か」。
陸自において、AHはどのような役割を持っているかと言えば、
早い話が近接航空支援(CAS)のため。
現在の空自の規模では防空が精一杯。
(ほんとに守りきれるのか不安なくらいだが)
FSのF-2も対艦攻撃による敵後続への攻撃が精一杯だろう。
というか、F-2にはそれに専念してもらわないと。
そのため、CASは陸自自身がまかなわなければならず、
AHは陸自にとって非常に貴重な戦力だ。
現代戦に置いて、CASの重要性は語るまでもない。
しかし、問題がある。
CASとしてのAHは非常にもろい。もともとAHは生存性の高い兵器ではない。
ヘリである以上、速度は決して速くはないし、
航空機の宿命として防御力が高いわけでもない。
しかし、この欠点を可能な限り直せれば、
理想のAHの姿がすこしは見えてくるだろう。
克服のための様々なアプローチを列挙してみる。
・隠密性・回避能力の向上
・ステルス性の向上
・胴体を細くする
などによって、敵の弾が当たりにくいようにする、
又は相手にこちらの存在を気付かせない、という方法。
最初のAHであるAH-1が胴体を細くした事例が有名。
RAH-66やOH-1も良い例になるだろう。


・目視外からの攻撃
敵の目視外(例えば山陰など)から攻撃することで、
敵からの探知と反撃を防ぐ方法。
機体の装備するアビオニクスとミサイルの性能が重要で、
AH-64Dが顕著な例か。

・機動性の向上
高速で速度で侵入し、攻撃の後、速やかに離脱することで、
反撃を回避するコンセプト。Ka-52がわかりやすい。

さて、以上3つが大きなポイントだが、
当然ながら3つ全てを兼ねるのが望ましい。
つまり、
・ステルス性が高く
・目視外への攻撃能力を持ち
・機動性に優れた
機体が、AHの理想型に近い存在だろう。
では、次回は日本のOH-1改造型が、
どこまで理想のAHに近いか検証してみる。